場所と物語

【開催のお知らせ】東京ステイ レクチャー&ディスカッションvol.02「東京民俗学」

滞在体験によって東京に潜在する物語を掘り起こすプロジェクト「東京ステイ」。さまざまな分野から、私たちプロジェクトメンバーが「ぜひお話を聞きたい」と思う魅力的な専門家をお招きし、リサーチの視点や手法を学ぶレクチャー企画を開催いたします。

第2回目は「東京民俗学」 と題し、民俗学者の畑中章宏さんをお招きします。

畑中章宏さんは、作家として近年では東日本大震災をテーマにした『災害と妖怪』などの著書を上梓されています。また、編集者として世の中の流行に注目し、普遍的であり人間の感情を扱う民俗学のアプローチから「WIRED.jp」にて連載『21世紀の民俗学』を執筆されています。

古来の風習・歴史から近年の流行や出来事など、時代を往来する畑中さんの民俗学的な視点から、東京の街の中に埋め込まれたコードを、「場所と物語」のメンバーと一緒に読み解いてみたいと思います。

【開催概要】
◆日時:2017年8月22日(火)17:00〜19:00
◆会場:株式会社オープン・エー | Open A Ltd.
◆住所:東京都中央区日本橋馬喰町2丁目7-15-7F
◆料金:無料
◆申込:下記のGoogleフォームから参加申し込みをお願いいたします。
https://goo.gl/forms/HvbbqxdCd760msLD3(※定員に達したため申込を締切ました)
※お預りした個人情報は主催者から本事業のご案内のみに使用し適切に管理します。
◆定員:30名(※申し込みが定員に達し次第締め切らせていただきます。)
◆主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、NPO法人場所と物語

【登壇者】
畑中章宏(作家・民俗学者・編集者)

 

●登壇者プロフィール
1962年、大阪生まれ。作家・民俗学者・編集者。
おもな著書に『災害と妖怪』『津波と観音』(亜紀書房)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『柳田国男と今和次郎』『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『天災と日本人』(ちくま新書)など。
最新刊は「WIRED.jp」の連載をまとめた『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)。

【タイムスケジュール】
16:45- 開場
17:00- オープニング
林千晶(NPO法人 場所と物語/株式会社ロフトワーク)
17:05- レクチャー
畑中章宏(作家・民俗学者・編集者)
18:00ー NPOメンバーによるディスカッション&質疑応答
18:55- クロージング
石神夏希(NPO法人 場所と物語 理事長/ペピン結構設計)
19:00ー 閉会
※終了後、同会場にて懇親会を予定しています。(飲食あり、会費制)

※内容が変更になる場合があります。予めご了承ください。

●東京ステイについて
「東京ステイ」はNPO法人 場所と物語が、「ステイ」という体験によって東京のさまざまな場所に眠る物語を掘り起こし、東京の文化的資産とは何かを問い直す試みです。この「ステイ」は、必ずしも宿泊だけを意味しません。通り過ぎてしまう風景や失われつつある営みを前に足を止め、しばし佇んでみることも「ステイ」と捉えています。都市に潜在する、経済的指標だけでは捉えがたいオルタナティブな価値を見つめ、言葉を紡ぐことを目指しています。

Tokyo stay

【問い合わせ】
NPO法人場所と物語
E-mail:info@bashomono.main.jp