場所と物語

場所と物語

南池袋公園と、“おっちゃん”/小松平佳

そこには勝手な自分の池袋のイメージとは違う、しゃれた公園とリノベーションされたカフェが出現。炭で焼かれたタンドリーチキンも美味しい。カフェの2階には最近流行りなのか、本も売っている。    この公園は、平成21年から6年

ハイソックスと帽子/小田雄太

店長の若者、地域なりのビジネスの在り方 雑司が谷から南池袋公園に向かう途中、マンションの入り口に立て掛けられた「ハイソックスとスケートボード」の看板が目に入り、そのままマンションの階段を上ると廊下の突き当たりにスケートボ

アーティストというヤドカリ/林千晶

鬼子母神堂につながる参道。二階建ての木造住宅が連なり、小さな商店街を形作っている。一軒の軒先に、センスのいい和食器が並んでいる。思わず入口を開けて中を覗き込んだ。「こんにちは〜」。 昭和の雰囲気が漂う一軒家。玄関にあがる

福生から、帰りの電車の中で。/馬場正尊

訳あって福生に来ている。 この街には初めて訪れるはずだけど、なぜか来たことがある気がする。 待ち合わせまでに少し時間があったから、改札前のコーヒーショップに入った。巨大な外国人が3人、狭い店内で異様な存在感を示している。